ここは、近藤豊将 (あつまさ) のホームページです。
現在は、滋賀大学経済学部に勤務しています。
研究者としての仕事などについては、下のリンクを参照してください。
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連絡先
近藤豊将(滋賀大学経済学部)
〒522-8522 滋賀県彦根市馬場1丁目1-1
e-mail:a-kondo<at>biwako.shiga-u.ac.jp
<at>の部分を@で置き換えてください。
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経済学部での学習の仕方について(経済学の初学者向け)
経済学部に入学したものの、何をどのような順番で勉強するべきかわからない人も多いでしょう。また、初めて経済学を勉強してみたいと思っておられる社会人の方もいると思います。そこでまる投げで恐縮ですが、東京大学経済学部の岩本康志先生のHPに経済学部の新入生に向けた的確なアドバイスがあるのでリンク(大学での経済学の学び方)を張っておきます。
さらに、大学院進学を考える人は、大学院での経済学の学び方のページの内容も早めに押さえておくといいでしょう。
参考までに、国際的に定評のある入門書を3種類紹介しておきます。ALL(アセモグル、レイブソン、リスト)、マンキュー、クルーグマンといういずれもアメリカの著名な経済学者による入門書で、それぞれミクロ編とマクロ編があります。
数理・データサイエンスに関する情報
現代の社会では国際競争の激化とともに、2040年頃までに社会システムが不可逆的に大きく変化することが予想されているそうです。それに伴い新しい学問分野や急速な技術革新に対応できる人材が求められることでしょう。中でもキーになるのは、数理・データサイエンスといわれています。以下のリンクでは、この分野の最新かつ標準的な情報を得ることができます。無料で利用できるスライドや動画教材も多数あります。
多くの企業で、数理・AI・データサイエンスの素養が必要とされているようです。
基礎的な数学の知識は就職してからも必要になるようですし、仕事をしながらではなかなか身につけにくい知識でもあるので、ぜひ学生のうちに勉強しておきましょう。
・ダイキンでは、社内大学をつくり、希望する新入社員に2年間給料を支払いながらIT技術の基礎を学んでもらっているようです(人材育成のページ、関連記事)。それほど高い需要があるということなのでしょう。
・株式会社セガが、社内勉強会で使用した線形代数学の教材(150ページ以上)を無償で公開してくれています(こちら)。
経済産業省の報告書「数理資本主義の時代~数学パワーが世界を変える~」でも、数理リテラシーの重要性が指摘されています。
九州大学ではマス・フォア・インダストリ研究所(産業数学研究所;IMI)が2011年に設立され、またNTTは2021年に基礎数学研究所を設立し、数学の実社会への応用が組織的に研究されています。こちらの記事(GAFAで数学系の人材がひっぱりだこな理由。純粋数学はもう「ポケットに入っている」)も参考にしてください。